上準微流体は永豊餘グループが投資育成している精密医療プラットフォームの開発会社です。2011年にワシントン大学技術発明チームと永豊餘グループとが共同で創設しました。上準は国際学研究機構の研究開発の成果と、台湾の光電気・半導体・精密機械設計の専門性とバイオテクノロジー研究開発能力を組み合わせ、技術の商品化と臨床応用開発を行っています。その成果を用いて医療供給の充足を行うことで、精密医療と健康管理に貢献しています。上準は血中希少細胞の純化と分析に用いるマイクロ流体チップの設計およびシステム統合に尽力しています。現段階ではガン検査キットという製品があります。これは、マイクロ流体システムの定性定量血中循環腫瘍細胞を、ガン転移の早期発見と治療後の経過観察の指標としています。これにより治療の方向性を決定し、治療効果を評価することで、個人に合わせた精密医療を実現することが可能となります。